50代が痩せない本当の理由 身体#3内臓

ダイエット

内臓が原因の3つの解消法

  • 手足が冷たい
  • 便秘気味 
  • 肌がかさつく
  • お腹がいつも空いている
  • 食べたくないのに、何かを口にしたくてしょうがない

と、お悩みではないですか?

そんなあなたの内臓は、もしかしたら、疲れているかもしれません。



ダイエットでは、筋肉量を増やすということが優先されますが

実は、基礎代謝量の比率では、筋肉の比率はそれほど高くないのです。

基礎代謝とは、生命維持に必要な最低限のエネルギー消費量のことです。

呼吸や体温の維持、心臓の拍動、腎機能の維持など

生命を維持するために必要なエネルギーを指します。)


もっと分かりやすくしてみます。

体力の落ちて来る50代以降の女性は

代謝に影響する比率が2割ちょっとの筋肉をキツイトレーニングで鍛えるよりも

内臓を元気にして、本来の働きをしてもらう方が、効率が良いのです。


食べ物は、それぞれに栄養があり、身体に必要だから存在して、ヒトは食べているのです。

ですが…

ダイエットを繰り返してい

長年、口にしていなかったり、量を少なく摂取している食品があったりしませんか?

例えば、お米、パン、うどんなどの炭水化物。



オイル全般。

 

どうですか?心当たりがありませんか?


身体を作る上で必要なのに

その物自体が、口から入ってこない。

そうなると、身体には、ものすごく負担が掛かっているのです。

負担が掛かるということは

身体が疲れていることに繋がり

結果的に、ダイエットの効果が期待できなくなってしまうのです。

手足が冷えて仕方ない

食事をしたのに、直ぐに何かを食べたくなる

スキンケアを頑張っても、肌のかさつきが取れない

便秘が治らない

上の様な状態が、実は、内臓の疲れが原因かもしれないのです。

なので今回は…

  • どの内臓が疲れているのか?
  • どんなふうに疲れているのか?
  • 原因は何か?

を知るために、自分の身体を触ることで見付けたり

実際に食材を比較しながら食べて

あなたの内臓が

どれくらいどんな風に疲れているか

チェックする方法をお伝えしていきたいと思います。

目次

01 | お腹の硬さは、内臓からのサイン

02 | お腹のほぐし方

03 | あなたの消化力?!

04 | あなたの得意、不得意の調べ方

05 | まとめ


01 | お腹の硬さは、内臓からのサイン

あなたは、自分のお腹をマッサージしたことがありますか?

お腹の硬さは、その部分によって、どんなことが内臓で起こっているか

分かる目安になるのをご存じですか?

例えば…

みぞおちの真ん中が硬かったり、押すと痛い

胃が疲れていることが多いです

左下の下腹部が硬かったり、押すと痛い

便秘だったり、腸が疲れていることが多いです

右の肋骨の下の方が硬かったり、押すと痛い

飲み過ぎなどで、肝臓が疲れていることが多いです

 

下腹部が冷たく、硬い

生理前や生理中は、血行が悪くなりがちなので、冷たく感じることがあります

などなど。

ですが…

ある部分が硬かったり、痛いからといって

直でその部分の調子が悪いかというと、全てが当てはまるわけではないのですが

硬い部分の下にある内臓が

疲れていたり、血行が悪くなっている可能性はあるのです。

そして、内臓だけではなく

腰痛だったり、背中が硬くなっていても

お腹が硬くなります。

腸腰筋と呼ばれる筋肉が固まると

腰痛を引き起こしたり


お尻の下の部分から、腿の裏側に痛みの出る

坐骨神経痛があると

外腹斜筋や、内腹斜筋、大腰筋なども硬くなるので

お腹側から押しても、痛くて硬い部分は増えるのです。




お腹のマッサージによって感じる硬さや痛さは

人それぞれです。

常日頃、自分のお腹を押したりマッサージする習慣をつけると

どんな時に、どこが、どのように痛かったり硬くなるのか

だんだん分かってきます。

とはいえ、お腹のマッサージをしたことがないと

どんな風にどうやっていったら良いのか、分かりませんよね?

なので…

次から、お腹のほぐし方を説明していきます。

02 | お腹のほぐし方

誰でも出来る簡単な、お腹のほぐし方の手順は以下の通りです。

ひとつひとつ、説明してきます♪


*******************************************


まず、お腹をマッサージする時は、背中が冷えない様に

ヨガマットや、タオルなどを敷いて

仰向けに横になり、軽く膝を立てます。

ほぐすタイミングは、朝起きて直ぐや、お風呂から出た後、寝る前などがおススメです。

起きてすぐや、寝る前だったら、ベッドや布団の上なので

背中が冷えず、ちょうど良いですね。


食事直後は、お腹が消化に一生懸命なので

マッサージは控えてくだい。

次に手順の説明です。

① 両手で時計回りにさする


両方の手のひらを重ね、少し圧をかけながら

みぞおちから時計回りにゆっくりさすります。

一周だと分かりにくいので、三周くらいさすってみてください。


お腹に手を乗せた時、手の方が冷たい時があります。

そんな時は、勢いよく、両手を擦り合わせて(例えが良くないですが、ハエの様に?!)

手のひらを温めてから、再度、お腹に乗せて下さい。

温かくなった手のひらでお腹を温めながら

ゆっくり、手のひらを動かすことによって

お腹の冷たい部分や

硬さや、痛みを感じる部分も分かるのです。

イメージは、温めながら、自分のお腹をスキャンする感じです。

② みぞおちを押す

みぞおちに両方の指を立てて、息を吐きながら押していきます。

腕に力を入れると、

腹筋にも力が入って、腹筋が指を押し返したり

ある所まで押すと、それ以上筋肉で奥に押せなくなります。

そうなったら、もう一度息を吸い

深くゆっくり吐くと、その先まで押せます。

ですが、あまり無理はせず

『硬いな』と感じたら

そこで指を止め、手を揺すって指先の振動を

押している部分に与える感じでほぐしてください。

みぞおちの真下は、胃です。

食べ過ぎだったり、胃が疲れていると硬くなる傾向にあるようです。

③ 肋骨の際をほぐす

左右の肋骨の起点から、ウエストのすぐ上の肋骨の端までを

左右の親指を除く4本で、内側に指を入れ込むようにほぐします。

みぞおち近くは、指が入りにくいですが

下に下がるにつれ、ぐっと、指が肋骨の内側に入るようになります。

特に、ウエスト近くになるとしっかり中に指が入ります。

コチラも、指が入りにくくなったら、指先を揺する様にしてほぐしてください。


ここをほぐすと肋骨の動きが良くなるので

呼吸が楽になります。

ウエスト近くは、腰痛に効きます。


逆に言うと…

この部分が硬いと言う事は、身体が前傾で、姿勢が悪いことが多く

身体の前部分が硬直しているから、硬くなっているのです。

肋骨の下の部分が、奥に入らない場合は

お腹周りの筋肉が硬直している証拠でもあるので

背中の方の筋肉が引っ張られ

腰痛を引き起こしている原因になっていることもあるのです。

④ おへその周りをほぐす

おへその周りおへそから5センチくらい外側の部分を

両方の指を立てて時計回りに押していきます。

押す順番と位置は

おへそを時計の針の中心として考え

恥骨に近い方を12時として


① 6時

② 7時半

③ 9時

④ 10時半

⑤ 12時

⑥ 1時半

⑦ 3時

⑧ 4時半

の順です。


簡単に言えば

上下左右と、その間をみぞおちの下から8か所押す

ということです。



みぞおちを押した時と同様に

息を吐きながら押していき

その先に指が入らなくなったら

指先を小さく揺すって振動をお腹の中に伝えます。

これは、押す個所も多いので、それぞれの位置の説明をしていきますね。


① 6時(おへそから5cm上)



胃の疲れや、食べ過ぎた時(気付いていても、無意識でも、です)に

硬かったり、痛かったりします。

自分では食べ過ぎの意識が無くても硬くなるので

自分の知らない自分の身体のことが知ることが出来ます。

今の身体の消化できる量以上、食べていると

自覚が感くても、胃はあなたにサインを送ってくれるのです。

マッサージを続けるうちに、この部分がふっと、柔らかくなる瞬間が来て

それによって

あなたは、自分の食事量の適性を知ることが出来るようになるのです。


② 7時半(おへその5㎝左斜め上)



ここもまだ、胃です。

1と違うのは、大きな血管があるので、指先に鼓動が感じられます。

押すことで、血管が圧迫されるので

指を離した時に、勢いよく血液が流れていく感覚を味わえます。

一瞬でも、血流を止め、それを一気に流すので

血行が良くなり、お腹が暖かくなります。


③ 9時(おへその真横から5cm左に離れたところ)



ここには、鍛えると【シックスパック】と呼ばれる

腹直筋があります。

押すと、痛いです。

腰痛があると、更に痛いです。

指で押すのが大変な時は、棒のようなもの(オススメは麺棒)の先を



押したい部分に当てて

両手の平を反対側の先に乗せ、腕の力で押し込みます。

うまく、自分の硬い部分が押せてほぐれると

腰が軽くなります。


④ 10時半(おへその5cm左斜め下)



ここは、下行結腸や、S状結腸と呼ばれる

大腸の後ろの方の部分です。

便秘がある方は、硬くて痛いです。

押すと硬い部分がコロッと移動したりします。

指をしっかり入れて、ゆっくり揺する様にほぐしてください。

うまくほぐせると、お腹がキュルキュル鳴ってきて

便秘が解消することもあります。


⑤ 12時(おへその5cm真下)



ここは、小腸があります。

水分をたくさん取った時や

自分にとって、消化が得意でない食事をした時は

押すと、ゴロゴロとか、キュルキュルと音を立てます。

食べ過ぎた時にも、押すと腸が動いて鳴ります。


ぎっくり腰や、そうでない腰痛でも

この部分が痛くなります。

身体は繋がっているな~と実感できる場所です。


⑥ 1時半(おへそから5cm外側の右斜め上)



ここは、大腸と小腸のつなぎ目の部分です。

左側に比べると比較的柔らかく

音も鳴りにくい場所です。

ですが、右側に腰痛があったり、酷い便秘があると

押すと痛く硬いです。


⑦ 3時(おへその真横から5cm右に離れたところ)



ここは、左側と同様に、腹直筋の上なので

他の部分より、筋肉で押し返されます。

押すと痛く、硬い時もあります。

なので、左側同様、麺棒を使って押すことをオススメします。

腰が軽くなり、後ろに反るのが楽になります。


⑧ 4時半(おへその5cm右斜め上)



ここは、肝臓の上です。

お酒の飲み過ぎや、体力の低下、代謝の低下でも硬く押すと痛いです。

肝臓は沈黙の臓器と呼ばれ

不調でも、それを感じにくい臓器です。

ですが

マッサージであれば、硬さや痛さが感じられます。

強く押す必要はありませんが

ゆっくり両方の指で押してみて下さい。

その日によって、感じ方が違うので

ぜひ、続けてマッサージしてみて下さい。

⑤ 恥骨からおへそに向かってほぐす


恥骨のすぐ上から

おへそに向かって両方の指先を

少しおへその方に指を斜めに傾斜させて

交互に使い、リズミカルに叩きます。

ととととっと言う感じに軽く、です。

下から上だけじゃなく

何回か往復してみて下さい。

小腸に刺激が行って、お腹が暖かくなってきます。

 左の骨盤の骨の内側から、右の骨盤の内側に向かって下腹をほぐす

最後は、左の骨盤の骨の内側から、右の骨盤の骨の内側までを

左右の指先を交互に使って、⑤の様にととととっと叩きます。

これも、何回か往復してみて下さい。

大腸の入り口と出口、小腸が刺激され

お腹の動きが良くなるのを感じられると思います。

3 | あなたの消化力?!

あなたは、朝ご飯を食べたら

お昼は何時くらいにお腹がグーっと鳴りますか?

ご飯が主食の時は、何時にお腹が鳴りますか?

パンの時はどうですか?

お腹が鳴らなくても、お昼を食べていませんか?

???

毎朝、同じような時間に、同じような内容の朝ご飯を食べても

お昼前の同じような時間に、必ずお腹が鳴るとは限りませんよね?

つまり…

あなたの消化力は、毎日の身体の状態で

変化しているということなのです。


だから、ダイエットを成功させたいのであれば

日々の身体の状態に合わせて

食べる物と、量を変化させていく必要があるのです。

でも、どうやって?

と思いますよね。

大丈夫です。次は、その調べ方をお伝えします。

04 | あなたの、得意、不得意の調べ方

あなたは、キャベツ、レタス、白菜ではどれが一番早く消化出来ますか?

同じような葉物の野菜でも、上の3つは

消化にかかる時間や、自分の体質に合ってるか

微妙に違うことをご存じですか?

私の場合…

  • キャベツはお腹が張り易い(火を通すと少し緩和される)
  • レタスは身体が冷える
  • 白菜は、身体が温まり、消化も早い

という、特徴があります。

人にはそれぞれ、個性があり、上の結果は私のものですが

例えば…

サシの多い肉を食べると、お腹が緩くなる

キュウリが嫌い

など、なんとなく、自分の体質や、好き嫌いだと思っていることが

実は、自分の身体からのサインの可能性があるのです。

サシの多い肉は、動物性の油が多いということ。それは、胃腸が動物性の油分を消化する機能が低い可能性があります。

キュウリが嫌いな人は、匂いや味が嫌だという場合もありますが、キュウリは夏野菜なので、身体をとても冷やします。本能的に、身体を冷やす食材を嫌っているのかもしれません。


このように、自分が嫌っているもの、得意じゃないものを違う観点から見てみると

今までは気付けなかった答えに行きつけるかもしれません。

ダイエットを成功させるためには

自分のことを知ることが一番大事です。


身体は、ウソをつきません。

あなたにとって何かあるから、嫌いだったり、不得意だったりするのです。


冒頭でお話したように、キャベツ、レタス、白菜など見た目も使用方法も似たような野菜でさえ

私にとっては、身体の中で消化される過程が違うのです。


あなたも、きっと、そういう食材がたくさんあるはずです。

まずは、【日常的に食べているものの消化にかかる時間の比較】から始めてみて下さい。

消化にかかる時間を調べるには

調べたいもの単品で、同じ時間帯、同じ量、同じ調理方法で

食べてから、お腹がグーっと鳴る時間までを計ってみて下さい。


私のように、キャベツ・レタス・白菜の食べ比べや

生と、温めたものの消化にかかる時間の違いなど

あなたの、生活のリズムに合わせて

色々調べてみて下さい。

寝不足の時、朝ご飯の消化にかかる時間はどれくらいですか?

夕ご飯にご飯を食べた時と、パスタを食べた時、あくる朝のお腹のすき具合は?

肉と魚、どちらの方が消化に時間がかかりにくいですか?

などなど。

その日の身体の状態、体調、睡眠時間、身体の疲れ具合などによって

内臓の元気度は変わってきます。

どういう時に、どんなことをしたら、どんな風になるのか?

一つ一つ、調べて、あなたの身体の取説を作り上げていってください。

05 | まとめ


今回は、本当に効果のあるダイエット

【痩せないのは身体が疲れているから 内臓編】をお送りしました。


軽く、おさらいしてみましょう♪

① 内臓が疲れていても、ダイエットは成功しない

② 身体に必要な栄養を取らないと、内臓に負担が掛かる

③ お腹の硬さや痛さは、内臓からのサイン

④ 背中側の不調が、お腹側に出ることもある

⑤ 消化力は、身体の状態で変化する

⑥ 自分の好き嫌いで食べないと思っていたものが、身体からのサインかもしれない


口から入る食事が、あなたの身体を作っています。

栄養素と言われるものは、必要だから取るのです。

どれが欠けても、身体のためにはなりません。

ですが、取る量、質、時間や、タイミングはその人それぞれ。

決まったものを同じように実行したからといって

あなたの身体にとって、最良とは限りません。

ぜひ、コツコツと自分の身体を調べ

身体の声に敏感になってより良い、健康な身体を手に入れて下さい。

内臓以外も

ダイエットするためには硬さを取ったり

疲れを抜いたり、柔軟性を高めないといけないので

コチラの記事もぜひ併せて読んでみて下さい。


本当に効果のあるダイエット・内臓編以外はコチラをご覧ください。

【本当に効果のあるダイエット 身体#1 下半身編】

【本当に効果のあるダイエット 身体#2 上半身編】


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