
上半身の3つの原因と解消法

- パソコンに向かう時間が長くて、目がいつも疲れている
- 肩こりが酷い
- 猫背が気になる
などのお悩みはありませんか?
実は、上半身が固まっていたり、疲れていても
ダイエットは成功しないのです。
普通、ダイエットと言うと
下半身に注目しがちですが
上半身にも、目を向けて欲しいのです。
なので、今回はダイエットと上半身について
お話していきたいと思います。
目次
01 | 肘から先が硬いと、目や肩に出る
02 | 肘から先の硬さを取る、マッサージとストレッチの紹介
03 | 肩から肘までが硬いと、腕が太くなる
04 | 肩から肘までの硬さを取る、マッサージとストレッチの紹介
05 | 肋骨、胸骨が硬いと、呼吸が浅くなる
06 | 肋骨、胸骨の硬さを取る、マッサージとストレッチの紹介
07 | まとめ
01 | 肘から先が硬いと、目や肩に出る
肩こりは、肩が硬くなっているから
痛いと思っていませんか?

実は、肩こりの原因は、単に肩が凝ってるだけではないのです。
肩こりの原因としては

- 目の疲れ
- 手の疲れ
- 姿勢の悪さ
- 姿勢の癖
- 呼吸の浅さ
- ストレス
などがあるのですが
人はそれぞれ
全員が同じ対応をしたら、同じように治るかと言ったら
そうではないのです。
原因の部分を一つ一つ潰して
あなたにとって、何が原因で肩が凝るのか
見付けて行かないといけないのです。
ですが、私の経験上
【肘から先が硬いと、目や肩に出る】
というのは、ほとんどの人に当てはまるようです。
理由として…

- 手先が疲れているから、肘から先が固まっている
- 腕の関節の動きが悪くなっているから、腕全体の血流が悪い
などがあげられます。
腕の関節の動きが悪いと言う事は
本当なら動かせるところまで腕が動かなかったり
関節が硬いばかりに
他の部分に負担をかけて痛めたりしてしまう
と言う事です。
動ける範囲が少なくなると言う事は
代謝の低下
を意味し、
ダイエットが上手くいかない
と言う事に繋がるのです。
次は、肘から先の硬さを取るマッサージとストレッチを説明します。
02 | 肘から先の硬さを取る、マッサージとストレッチの紹介
それでは、マッサージとストレッチの紹介をしていきます。
まずはマッサージなのですが…
始める前に、首がどれくらい動くのか
左右に倒したり
ゆっくり回してみたりして
確認してから行ってみて下さい。

やる前と、やった後。
これがびっくりするくらい、変わるので、ぜひお試しください。
自分の身体を自分が思った通りに変えていくには
今の身体と、何かをした後の身体の違いを
出来るだけ細かく覚えておくことが、とても重要なのです。
そして、何かの変化が起きた時
それがどれくらい
いつと比べて
どんな風に違うのか?
自分の身体に質問して
その時なりの答えを探し当てると言う事が
あなたの健康を維持するのに、とても役に立つことを
知ってもらえると嬉しいです。
前置きが長くなりましたが
マッサージを説明していきますね♪

押すのは、上の図のオレンジの部分、肘の折れる部分から手首の手前までです。
結構しっかり、押していきたいので
押したい腕と、反対の膝で指圧したいのですが
慣れないとバランスを崩したり、痛すぎてしまうので
まずは、反対側の肘から手首までを使って
転がす様にゆっくり押していってください。
その様に押すと、手がローラーの様になって、硬い所が分かるので
硬い所が分かったら、肘や、手のひらでゆっくり圧をかけて
その部分を解してください。
ほとんどの方が、利き手の方が硬いようです。
これも、あまり優しくやり過ぎると効かないので
手首近くでぐっと押すと、指が内側に曲がるくらいやって大丈夫です。
【肘から先のマッサージ】動画はコチラからご覧ください。
次は、肘から先のストレッチです。


図は、立って行っていますが、正座をして、膝を少し開き
その間に手を付いて行っても良いです。
あなたに、ピッタリの方法を見付けて下さい。
肘から先のストレッチ動画
【硬い所をほぐすストレッチ腕編】はコチラです。
3 | 肩から肘までが硬いと、腕が太くなる
あなたは、

- 腕を出す季節が憂鬱
- 二の腕のタプタプが気になる
- 腕が中々痩せない
などでお悩みではないですか?
実は、腕の太さも、身体の硬さが影響していることを知っていますか?
腕を細くするため(特に二の腕)に紹介されているダイエット法は
筋トレがほとんどですよね。

実は…
腕も、その周辺が硬いと、いくら頑張っても
スラっとした細い腕になるのは、難しいのです。
特に、硬いことで二の腕の太さの原因になるのが
二の腕の奥にある筋肉、上腕三頭筋と言われる部分です。
腕の太さに悩む方が『振袖』なんて言う部分です。泣


これも、経験上、この部分を私がマッサージした時に
太い人ほど痛がり、例外は無いです。
特に、二の腕の太さに悩んでいる人は
奥の筋肉が、芯から冷えていて、硬いです…
そして、物質的に硬いだけではなく
肩関節の動きも、とても悪いです。
もちろん、下半身と同様
その部分が硬くても細い人はいます。
ですが、硬くて細い人は、これもほとんどの方が
冷えや、肩こりに悩まされているのです。
身体が硬く、冷たい状態でいると、あちらこちらに不具合が出ます。
今現在が痩せていても、不具合を抱えたままの身体では
身体が悲鳴を上げる日が来てしまいます。
健康的に年齢をかさねるためにも、日々の身体の観察と調整がとても大切なのです。
次は、肩から肘までのマッサージとストレッチをご紹介します。
04 | 肩から肘までの硬さを取る、マッサージとストレッチの紹介
まずはマッサージからです。

肘を90℃より少し開きます。
90℃よりも狭いと、解したい筋肉が奥に入ってしまうので
気を付けて下さいね。
人差し指と親指で、前と後ろから挟むようにしてマッサージします。
マッサージする位置は骨の際で、皮ではなく筋肉を解してください。
特に、女性は二の腕の皮膚が柔らかい方が多いので
皮だけをもんで、痛くないと言われることがあります。
ですが、二の腕が太くて痛くない筈はないので
痛い所まで深くマッサージしてみて下さい。
二の腕のマッサージ動画はコチラです。
腕ストレッチ動画
【肩を肩甲骨のストレッチ】はコチラです。
次に肩です。

肩は、後ろ側の三角筋キワに指をぐっと入れて
手前に引きはがす様に解します。
これも、かなり痛い筈です。
ですが
指が三角筋のキワに入り
筋肉を引きはがす様にマッサージできるようになると
筋トレをしなくても、腕が細くなってくるので
ぜひ、やってみて下さい。
肩のマッサージ動画はコチラです。
肩回りのストレッチ動画
【肩回りのストレッチ】はコチラです。
05 | 肋骨、胸骨が硬いと、呼吸が浅くなる
人は、呼吸をしないと生きていけません。

ところが、常に姿勢が悪く、肋骨や胸骨の動きが悪くなってしまうと
その中に入っている肺や心臓などの呼吸器が本来の動きが出来ず
深い呼吸が出来なくなってしまうのです。
深い呼吸が出来ないということは
酸素が身体に行き渡らないということになります。
酸素が行き渡らないということは
運動して脂肪を燃やそうとしても
その脂肪を燃やすためのエネルギーを作れないので
痩せないと言う事になってしまうのです。
ですから、しっかりと肋骨や胸骨の動きを
本来の動きが出来るように、緩めていかないと
ダイエットまで行きつかないのです。
06 | 肋骨、胸骨の硬さを取る、マッサージとストレッチの紹介
最初は、肋骨のマッサージです。

肋骨のマッサージと言っても
肋骨をマッサージするのではなく
肋骨の間をマッサージして
肋骨の動きを良くします。
女性は、バストがあるのでその手前までを解します。
骨の間を、解したい方と
反対の手が届く範囲で、後ろまで解してください。
ぐっと押しただけでも良いし
押した指先を揺すっても良いです。
これも、やる前とやった後を比べてみます。
比べ方は、大きく息を吸います。
マッサージ後は、肺が大きく動き
たくさん息が吸えると、感じてもらえると思います。
肋骨マッサージの動画はコチラからどうぞ。
肋骨(脇腹)のストレッチ動画
【脇腹を伸ばしながら 脇腹のエクササイズ 説明】はコチラです。
背骨を捻じって肋骨に刺激を与えるストレッチ動画
【背骨と仙骨を動かして身体を温める】はコチラです。
次に胸骨です。

この部分は、マッサージするのは骨の上と、骨の間です。
胸骨の真上は骨の真上です。
あまり強く叩くと、咳き込んでしまうので
軽く、骨に響く感じで叩きます。
胸骨に繋がる肋骨の上部は
骨の間を、指で解します。
グーっと押しても、指先を当てて、揺する様に解しても良いです。
ここはかなり痛いですが、深くしっかり押せると
背中側の肩が凝っている部分に繋がる所もあって
前側を押すことで、肩こりが良くなったりします。
肩のコリは、身体が前かがみで
胸が縮んでいることで起きることが多いからです。
胸骨マッサージ動画はコチラからどうぞ。
胸の部分のストレッチ動画【肩回りのストレッチ】は、コチラからご覧ください
07 | まとめ
今回は、【痩せないのは身体が疲れているから 上半身編】をお送りしました。
軽く、おさらいしてみましょう♪
① 肘から先が硬いと、目や肩に出る。
② 肩から肘までが硬いと、腕が太くなる。
③ 硬くて動きが悪いと、ダイエットが上手くいかない。
④ 姿勢が悪く、肋骨が動かないと、深い呼吸が出来ない。
⑤ 肋骨の動きが硬く呼吸が浅いと、脂肪を燃やすエネルギーが作れない。
⑥ 関節が硬いと言う事は、動きが小さくなり、運動しても効果が少なくなってしまう。
⑦ 肩こりは、胸を解すことで解消する場合がある。
歳を重ねると、筋力が落ち、姿勢も悪くなりがちです。
姿勢が悪くなると、身体本来の動きが出来なくなり、内臓の動きも悪くなります。
内臓の動きが悪くなると言う事は
代謝が下がると言う事。
代謝が下がると、疲労物質が身体の外に出にくくなるので
疲れが溜まっていきます。
そうなると、身体はまず
疲労の回復にエネルギーを使うのです。
その疲労が無くならないと、ダイエットは成功しなくなってしまうのです。
もちろん、身体が疲れていても、ダイエットは出来ます。
ですが、身体は無理をするとその分、大きな反動がやって来ます。
リバウンドです。
そういうダイエットを繰り返すうちに
段々と痩せない身体になっていってしまうのです。
ダイエットが上手く行かない時はぜひ、
自分の身体の声を聞き
体を労わりながら、マッサージやストレッチをやってみて下さい。
上半身以外も
ダイエットするためには硬さを取ったり
疲れを抜いたり、柔軟性を高めないといけないので
コチラの記事もぜひ併せて読んでみて下さい。
さらに、マッサージや、ストレッチ、ダイエットについて、もっと詳しく知りたい方には
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リバウンドしないダイエットの始め方から、進め方、維持の仕方まで
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